2012/05/10

万が一に備えてアプリファイルのバックアップを取っておく!



iTunesからアプリケーションファイルのバックアップ方法のご紹介。

私はiPhoneを脱獄して使っている事もあり、iPhoneや最近購入したiPadのバックアップはほぼ毎日行っています。
iPhoneなどのバックアップはiTunesから"同期"ボタンを押すだけ、と超絶簡単になっていますね。
iTunesではアプリケーションファイルも簡単にバックアップを取ることが出来るんです。


 なぜバックアップを取るのか?



なぜデバイスのバックアップだけでなく、アプリケーションファイルまでもバックアップする必要があるのか。


アプリケーションファイルをバックアップする要因は大きく2つあります。
  1. アップデート後、不都合が生ずる可能があるから。

  2. AppStoreから削除される場合に備えて。
です。


1の"アップデート後、不都合が生ずる場合があるから。"というのは、"アップデートによって望まない機能が追加(または削除)された"り、"新たなUIが好みじゃない"など、特に厄介なのは"アップデートしたらバグが発生するようになった場合"です。
バグ修正アップデートがくると言っても、iOSのアプリは新バージョン申請からリリースまで1週間程度かかります。
普段から使っているアプリがこのような状態になっては、とても1週間なんて待てません。

バックアップがあればこんなときすぐに以前のバージョンに戻すことが出来るという事です。

"i図鑑"というポケモン図鑑のアプリは以前、UIも凄く良く、ポケモンの絵や鳴き声まで入ったゲーム内のポケモン図鑑さながらのアプリでした。
しかし、著作権などの観点から大幅なアップデートが行われ、かなり貧相なものへとなってしまいました。
i図鑑 1.0.1(無料)App
カテゴリ: ゲーム, 辞書/辞典/その他
販売元: Richard Kazuo Miller - Richard Kazuo Miller(サイズ: 1.1 MB)


2番目の"AppStoreから削除され場合に備えて。"
こちらは1番目よりも格段に確率が高いです。


例えばテザリングアプリ
稀に出る、脱獄不要でテザリングを可能にするアプリですが、この手のアプリは例外なく確実にリリースから3日ないし2日以内にはAppStoreから削除されています
削除されてしまっては、もう二度とダウンロードすることが出来ません。
こちらの可能性があるアプリは確実にバックアップしておく必要があります。


 バックアップ方法



バックアップの方法は至って簡単。

iTunesを開き、"App"の項目からバックアップしたいアプリケーションをデスクトップなりにドラッグ&ドロップするだけです。

iOSのアプリケーションファイルの拡張子は".ipa"です。
あとはこのipaを安全な場所に保存するだけなのですが、ここで注意が必要です。


 バックアップはどこに保存すべきか?


ただ、"バックアップを保存"と言えば、大半の人はマイドキュメントなりのディレクトリに"ipa_backup"などと新規フォルダを作成して入れてしまうでしょう。

しかし、それでは意味がありません!

そもそもiTunesのAppに表示されているアプリはCドライブに保存されています。
PCのOSの不具合などで内臓HDDがパーになったときのためのバックアップでもありますから、同じCドライブに入れては無意味になってしまいます。

よって、バックアップの保存先は外付けHDDや、Dropboxなどのオンラインストレージにしましょう。


私は外付けHDDに保存していますが、
ローカルとオンライン、両方に保存しておけば死角は無いですね!


バックアップからデバイスにインストールする


バックアップしたipaファイルをデバイスにインストールするには、バックアップの逆の手順を行うだけです。

アイコンが表示されるのを確認したらあとは"同期"するだけです!


最後に!


今回バックアップしたファイルは悪魔でipaというアプリケーションのデータです。
これをバックアップしたからと言ってアプリのセーブデータなどはバックアップされません

セーブデータのバックアップはiPhoneなどの同期から行う事が出来ます。
しっかりとしておきましょう!
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